和名:アメイロアリ
学名:Paratrechina flavipes
大きさ:2〜2.5 mm
採集できる季節:〜月
採集できる場所:奈良教育大学の図書館裏で採集されました。
説明:湿った土の中、草の根あたりに巣をつくっています。羽アリは、5〜6月に飛び出します。枯れ枝、倒木、腐切り株、土中に巣をつくり、樹上や草の上、落葉層で活動します。

北海道(ほっかいどう)、本州(ほんしゅう)、四国(しこく)、九州(きゅうしゅう)でみつかります。

かたちの

とくちょう

  • 体は、あめ色(黄〜茶色)、頭楯(とうじゅん)、頭頂(とうちょう)、腹部は幾分くらい色です。
  • 全体的に光沢にとみ、黄色の長い毛をもっています。
  • 前胸背は丸みをもっており、円のようになっています。
  • 前伸腹節のコブのようにもりあがります。
  • 複眼の大きさは中程度、頭部側面のやや前方にあります。
  • 触角は、頭楯後縁の近くのくぼみからでて、頭よりも長い。
さんこうに

した本

原色昆虫大図鑑III 北隆館

日本産土壌動物検索図説 東海大学出版会

東海大学出版会改訂校庭のクモ・ダニ・アブラムシ 全国農村教育協会

日本産アリ画像データベース2007 ベータ版 (http://ant.edb.miyakyo-u.ac.jp/J/index.html)